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2020年7月7日放送

夏の県高校野球 遠野高校野球部

夏の岩手県高校野球花巻地区予選、きのう（６日・月曜日）の遠野高校の試合は、延長までもつれ込む接戦となりました。順延のため１日遅れとなった花巻地区予選。遠野高校はきのう（６日・月曜日）、花北青雲高校と対戦しました。相手の２点リードで迎えた５回表、遠野高校の攻撃。この回２つのフォアボールとデッドボールでランナー満塁のチャンスの場面。ここで打席に立ったのは、チーム一のフルスイングができる３番・佐々木勁吾。渾身の一撃で２人のランナーが帰り、３対３の同点に追いつきます。その後、５回裏でまたもや相手に２点リードされた遠野高校。これ以上、リードを許せません。６回裏、そこで背番号１のエース・菊池紘士朗の登場。気迫あふれるピッチングで３者連続の三振を奪い、遠野高校ベンチに活気を呼び込みます。すると７回表、１番を任された２年生の石田将汰がヒットで塁に出てチャンスを作ると、相手のミスと佐々木柊翔にタイムリーヒットが出て、再び同点に追いつきます。その後も遠野高校は、攻めのバッティングで得点を奪いにいきますが、相手の堅い守りに阻まれます。延長１１回までもつれ込んだ試合。遠野高校と花北青雲高校との対決は、５対６で花北青雲高校の勝利。遠野高校は、惜しくも予選を突破することができませんでした。試合終了後、選手たちには父母会からねぎらいのことばが送られていました。

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