2020年7月6日放送

夏の県高校野球 緑峰 初戦突破ならず

夏の岩手県高校野球花巻地区予選、緑峰高校野球部は、きのう(5日・日曜日)、花巻東高校と対戦しましたが、残念ながら初戦突破、なりませんでした。試合前、新型コロナウイルス感染防止対策として検温やアルコール消毒が行われました。当初、緑峰対花巻東は、おととい(4日・土曜日)、予定されていましたが、雨のため、きのうの試合となりました。さて、緑峰の先発ピッチャーは、キャプテンの菊池浩希。1回の表、先頭バッターを打ち取りましたが、その後、花巻東打線に捕まり、5点を許します。その後、毎回得点を許す緑峰は、4回の裏、反撃を見せます。この回先頭バッターの菊池魁がデッドボールでこの試合、緑峰は初めての出塁となります。続く、菊池優雅。センター前にヒット。ノーアウト1・2塁の場面でバッター佐々木眞留。レフト前ヒットを放ち、満塁とチャンスを作ります。ここで、先発ピッチャーの4番・キャプテンの菊池。残念ながら三振。この後も、チャンスを生かせず無得点。17点を許した緑峰、5回裏、ホームベースまで届かずこの回も無得点、5回コールドで初戦で敗れました。お伝えしましたように、0対17で緑峰、敗れてしまいました。花巻球場を後にした選手たちは、学校のグラウンドに向かい最後の汗を流しました。試合後、選手たちは学校のグラウンドに集まり、1年生から3年生、全員そろっての最後のノックに汗を流しました。そして、ノックが終わると3年生が後輩たちに別れのあいさつをしました。3年生の8人のうち6人が緑峰高校に入学してから野球を始めました。野球未経験で辛い日もあった中、3年間やり通そうと頑張ったその表情は、充実感で満ち溢れていました。また、後輩たちからは、3年生に支えてもらったことに対する感謝の気持ちや花巻東に負けた借りを次は自分たちが返すと意気込みも出ていました。新型コロナウイルスの影響で練習が十分にできず特に3年生にとっては最上級生としてチーム引っ張る、そして自分自身のモチベーションを上げるために大変だったかもしれません。結果は初戦敗退となりましたが、これまでの経験を次なる新たな目標達成に生かせるよう活躍を期待しています。

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