2020年7月3日放送

「みんなでつくろう!まちの広報誌」実践型ワークショップ

「みんなでつくろう!まちの広報誌」実践型ワークショップが今週日曜日(28日)中央通りで開かれました。このワークショップは、遠野の移住・定住に関する総合窓口を担っているで・くらす遠野が年4回発行する会員向けの広報誌を企画から取材し制作してもらおうと、で・くらす遠野事務局とNextCommonsLab遠野が運営する市民大学的学びの場、つくる大学が開きました。この日は、市内をはじめ花巻市や陸前高田市から14人が参加する中、講師を務めたのは、遠野でローカルプロデューサーとして活動する富川岳さん。盛岡市のデザイン事務所のデザイナー、山内稜平さん。フリーランスのライター・編集者として活動し、つくる大学の事務局を務める宮本拓海さんの3人です。初めに参加者たちは、で・くらす遠野広報誌夏号の制作を前に企画会議を開き、講師の3人から企画やテーマを立てるうえで大切な事とは何か説明を受けました。そして、企画会議では、「暮らし」、「食」、「人」、「インフラ」の4つのテーマで特集することが確認され、今度は、テーマごとに応じた内容を記事にするため取材活動も行われました。この内、「人」をテーマに取材活動にあたったグループでは、老舗の菓子店の女将から遠野の魅力や地域を活性化させるための取り組みなどを積極的に聞き取っていました。この後、取材活動を終えた参加者たちは、取材で得た情報をもとに記事を作成したり紹介する写真を選んだりしてテーマごとに応じた特集を完成させていました。なお、今回のワークショップで制作されたで・くらす遠野広報誌夏号は、来週10日に全国各地のおよそ200人の会員に発送されるということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.