2020年6月10日放送

遠野市新型コロナウイルス対策室から

遠野市の新型コロナウイルス対策室からきのう(9日・火曜日)、とぴあ庁舎で開かれた対策本部会議についての情報が届いていますのでお伝えします。11回目となる遠野市新型コロナウイルス感染症対策本部会議も本田市長や市の幹部職員などが出席し、出入口や窓を開けた状態で開かれました。きのうの会議では、地域外来・検査センターの設置について確認されました。この地域外来・検査センターは、遠野・花巻地区において新型コロナウイルス感染症のまん延に備え、かかりつけ医の紹介でPCR検査が行われます。対象者は、遠野市と花巻市に住む小学生以上で、開設の時期は来月、場所は花巻市内となります。また、開設の時間は、毎週水曜日・土曜日の午後1時30分から3時30分までで、かかりつけ医による事前予約制となります。今後の対応として遠野市は、花巻市と連携してセンターの運営に必要な調整を行い、今後、感染が拡大する場合には、適宜運営の見直しをするなど必要な検査が確保できるよう努めるとしています。また、遠野市医師会は、センターに患者を紹介する医師を協力医として登録するほか、花巻市医師会と連携し、検査に対応する医師の派遣を検討するということです。また、きのうの会議では、ことし8月22日と23日に予定されていた遠野ホップ収穫祭について新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止となることの報告もありました。ただ、参加者を制限してホップ畑を見学するビアツーリズムの開催を検討していくということです。ほかに、特別定額給付金事務の進ちょく状況について、今週7日現在、給付対象・1万773世帯のうち給付済件数は1万323件という報告もあり、きのうの会議で確認されています。

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