2020年6月8日放送

春の叙勲伝達

令和2年春の叙勲を受章の宮守町の多田誠一さんに、きょう(8日・月曜日)本田市長から勲章と勲記が伝達されました。多田さんは、平成11年から19年余り、宮守村議会議員・遠野市議会議員を務め、地域発展に情熱を注いできました。この間、農林建設常任委員会委員長などの要職を務め、議会の中心に立ち、執行機関と綿密な連携を保ちつつ、農業・畜産業・林業の振興をはじめ、産業振興や市政の発展に多大な貢献をしました。また、教育民生常任委員会委員長として、議会活動を通じて市内中学校の再編計画の策定に尽力した結果、平成25年には、8校あった中学校数が3校に再編されるなど、児童生徒の教育環境を整備し、学力向上にも貢献しています。これらの功績が認められ、令和2年春の叙勲「旭日双光章」を受章しました。伝達した本田市長は「産業振興に歩みを止めることなく、遠野の活性化を見いだしていくことが、我々の務めではないかと思っています。今後もご指導をお願いします」と、これまでの感謝とお祝いの言葉を述べていました。なお、県内では、多田さんを含めて14人が、旭日双光章を受章しています。また、きょう(8日・月曜日)は、青笹町の菊池正晴さんにも春の叙勲が伝達されました。温厚誠実で責任感が強いという菊池さんは、消防団や民生委員の活動に取り組むなど地域発展に尽力し、地域の人たちからも信頼されています。昭和50年10月に国勢調査員として任命されて以来、平成27年まで7回の長きにわたり調査員として従事したほか、事業所・企業統計調査、家計調査、農林業センサスなど数多くの調査で、長年にわたり調査員として尽力。調査活動においては、正確かつ迅速で、その姿勢は他の調査員の模範となっていて、地域社会の発展に尽力した功績が高く評価されています。これらの功績が評価され、春の叙勲「瑞宝単光章」を受章しました。本田市長は「菊池さんご夫妻が共々助け合いながら受章したことに大きな価値があるのでは」と、伝達に立ち会った妻・竹子さんの内助の功にも感謝の言葉を贈っていました。そして「コロナ後にしっかり向き合うためには、いろいろなデータを通じながら向き合わなければならない。今後とも長年の経験をいかしながら、さまざまな形でのご指導をお願いします」と、菊池さんの受章を祝っていました。なお、県内で各種統計調査員として春の叙勲「瑞宝単光章」を受章したのは、菊池さんを含めて3人となっています。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.