2020年6月3日放送

漬物グランプリ2020緑峰生が金賞受賞

ことしの漬物グランプリ2020個人の部で緑峰高校の生徒が考案した漬物が金賞を受賞しました。漬物グランプリ2020個人の部で金賞を受賞したのは、生産技術科野菜・果樹研究班3年の佐々木眞留さんが考案した「琴畑かぶのトマト漬け」です。野菜・果樹研究班では、7年前から遠野の伝統野菜「琴畑かぶ」を栽培し、これを使った加工品を作ることで遠野ならではの食材を広く発信していこうと研究を続けてきました。そして、去年の漬物グランプリでは、生徒たちが考案した「琴畑かぶの山葡萄漬け」が見事、日本一となるグランプリに輝きました。そうした中、ことしは、個人の部に野菜・果樹研究班の3年生4人が「琴畑かぶ」を使った漬物をそれぞれ応募。一次審査と二次審査を通過した佐々木眞留さん考案の「琴畑かぶのトマト漬け」がことし4月に東京で予定されていた決勝大会に進みました。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大の状況により決勝大会が中止となったことから、「琴畑かぶのトマト漬け」に金賞が贈られることになりました。なお、野菜・果樹研究班では、今後も遠野の伝統野菜「琴畑かぶ」を広く発信していくため、漬物をはじめとする加工品の研究や商品化に向けた取り組みを続けていくとしています。

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