2020年5月22日放送

土淵小の児童 遠野物語について学ぶ

『遠野物語』について学びを深める授業が今週火曜日(19日)土淵小学校で行われました。土淵小学校では、『遠野物語』の生みの親である佐々木喜善が土淵の出身であることから6年生の総合的な学習の時間で『遠野物語』について学ぶ授業を行っています。そうした中、『遠野物語』発刊110周年を迎えることしは、児童たちにより遠野物語について興味を持ち学びを深めてもらおうと特別な授業が行われました。この日、特別講師をつとめたのは遠野市の学芸員前川さおりさんです。「『遠野物語』を楽しもう!」と題した授業で前川さんは、全国にファンが多く長年愛されている理由や『遠野物語』を通じた自身の体験を児童たちに説明しました。また、物語に登場する歴史上の場所やモノが現在に残っていること、土淵小学校の児童も取り組む語り部や郷土芸能の存在が『遠野物語』を長い間特別な存在にしていると伝えていました。他に、物語に登場する動物や家の近所にある物語の舞台などを自分なりに調べることで『遠野物語』をより楽しむことができるのではと児童たちに話していました。前川さんの特別授業を受けた児童たちは、新たな『遠野物語の』魅力を見つけていた様子でした。なお、土淵小学校の6年生は、これまでの『遠野物語』の学びをまとめ、来月の12日(金曜日)に学校で開かれる遠野物語集会で発表するということです。

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