2020年5月21日放送

JICA青年海外協力隊員活動終え市長報告

JICA青年海外協力隊員として活動をした女性がきょう(21日・木曜日)、本田市長にその報告をしました。報告のためとぴあ庁舎を訪れたのは、大工町の鈴木舞香さんです。鈴木さんは、3年前の平成29年9月からことし2月までのおよそ2年半、ザンビア共和国で農業指導を行っていました。この活動のきかっけとなったのは、鈴木さんが中学生の時に聞いた講演でした。鈴木さんは、アフリカで長年、栄養指導や保健衛生活動に取り組んだ上郷出身の岸田袈裟さんの講演を聞き、日本と生活環境が違う中でたくましく生きるアフリカの人たちの姿や岸田さんの活動に憧れを抱いたと言います。そして大学を卒業後、JICAボランティアの青年海外協力隊員としてザンビア共和国で稲作やキノコ栽培の普及に携わりました。きょうの市長報告で鈴木さんは、写真を使いながら現地での活動やまちなみなどを伝えていました。本田市長は「これまでの経験を何らかの形に生かし活躍してください」と話していました。また、鈴木さんは「遠野で疲れをいやしながら今後についてゆっくり考えたい」と話していました。

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