2020年5月18日放送

市内中学校で体育祭・大運動会

市内3つの中学校で体育祭と大運動会が先週土曜日(16日)に開催され、生徒たちが白熱した勝負を繰り広げました。ことしは、市内3つの中学校ともに新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会場に消毒液の設置や種目数を減らすなど対策をとる中で体育祭と大運動会が実施されました。遠野西中学校では、13種目が行われ全校生徒112人が紅軍・白軍に分かれ気迫のこもった応援合戦や徒競走などで勝敗を競いました。各学年が男女に分かれ行われた100メートル徒競走では、生徒たちが力強い走りを見せていました。また、1年生の学年種目、「コロナを吹き飛ばせ!〜38人の嵐〜」をはじめとする各学年による思考を凝らした種目が会場を湧かせました。生徒たちの全力と一生懸命さが見られた遠野西中学校の体育祭、結果は、紅軍が総合優勝を果たしました。遠野東中学校の体育祭では、紅軍・白軍の2つのチームに分かれて競技・応援・パネルの3つの部門で勝敗を競いました。生徒たちは、応援合戦や徒競走、団結力が鍵となる学年別のレースなど、全16種目で白熱した戦いを繰り広げていました。徒競走では、3年生の生徒たちが中学校生活最後ということもあり、さまざまな思いを込めて走り抜ける姿が見られました。また、地域の人たちへの感謝を込めて、全校生徒が心を一つに東中学校の伝統・東中ソーランを披露しました。この東中ソーランは、去年の全国中文祭でも披露されています。全国の舞台を経験し大きく成長した生徒たちの姿には、保護者や先生たちから惜しみない拍手が送られていました。なお、東中学校の体育祭の結果については、競技とパネルの部で白軍が、応援の部で紅軍が勝利しました。保護者や来賓を入れず、無観客で開催された遠野中学校・花巻清風支援学校遠野分教室の大運動会では、徒競走や学年ごとの団体競技など13種目が行われました。このうち、「組団対抗最強リレー」では、足の速さに自信のある各組の選抜メンバーが健脚を競いました。また、花巻清風支援学校チャンスレース「明日に聖火をつなごう」では、花巻清風支援学校と遠野中学校の生徒が協力して聖火に見立てたコーンを運び、無事にゴールすると選手たちは笑顔を見せていました。競技や応援を通じて、生徒たちがさらに絆を深めた大運動会の結果は、競技賞が4組団、応援賞が3組団、パネル賞が2組団、団結賞が1組団となっています。

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