2020年5月14日放送

ピーマンの苗 出荷始まる

ピーマン定植苗の出荷がきょう(14日・木曜日)から始まり、農家の人たちが早速受け取りに来ていました。JAいわて花巻遠野地域青年部の部長を務める上郷町の菊池崇さんは、JAからの委託を受け、20年以上前からピーマンの苗を栽培しています。ことしは、トンネル栽培用と露地栽培用のピーマン苗およそ2万本を育てていて、このうち、トンネル栽培用のピーマン苗およそ9000本の出荷がきょうから始まりました。菊池さんによりますと、ことしの出荷スケジュールは例年よりおよそ1週間早く、2月20日に種まきを行い、ビニールハウス内を25度から30度になるよう温度管理を徹底しながら、根のはりが良く、枝が分かれたいい状態の苗を出荷するため育ててきたということです。ことしは、ゴールデンウィーク中の高温で苗の成育が伸びているということで、トンネル栽培用のピーマン苗の出荷ピークは今週末、露地栽培用のピーマン苗は、今月27日あたりから出荷されるということです。遠野市内をはじめ、釜石・大槌を含めた遠野管内のピーマン農家は、去年より15個人・団体増えた77個人・団体ということで、菊池さんは「去年は売り上げが好調だったので、ことしはそれを更新してもらい、ピーマン農家の増加に繋がってほしい」と、ことしのピーマンの出来に期待を寄せていました。

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