2020年5月8日放送

田植えに向けて 苗引き渡し

田植えのシーズン到来です。宮守町にあるJAいわて花巻水稲育苗センターでは、きょう(8日・金曜日)から、苗の引き渡しが始まりました。JAいわて花巻水稲育苗センターでは、遠野市内をはじめ、大槌や釜石に苗を出荷しています。ことしは、先月・4月13日から種まきをはじめ、「あきたこまち」「ひとめぼれ」「いわてっこ」あわせておよそ4万8000枚分播いたということです。ことしは寒い日が続いたため、育ちが遅いということですが、35棟あるビニールハウスの温度管理と水の管理を徹底しながら苗を育て、出荷は、例年通りということです。農家への出荷が始まったきょうは、青々と丈夫に育った苗およそ800枚が引き渡されました。このうち、きょう、センターを一番のりで訪れたという、宮守町下宮守の阿部裕隆さんのお宅では、受け取った苗を早速田んぼに植えていました。ことしは、ゴールデンウィーク中に田植えに向けての準備を行ったため、例年に比べておよそ1週間早い田植えとなったということです。晴々とした空の下、20aの田んぼに植えられたひとめぼれの苗が、気持ちよさそうに太陽の光を浴びていました。JAいわて花巻水稲育苗センターによりますと、苗の出荷のピークは来週15日・16日辺り、田植えもその辺りにピークを迎える見込みということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.