2020年4月15日放送

田植えシーズンを前に水稲指導会 始まる

本格的な田植えシーズンを前に、きょう(15日・水曜日)から市内の各会場で水稲指導会が開かれています。この指導会は、水稲の安定栽培を目的にJAいわて花巻と遠野普及サブセンター、遠野地域水稲生産部会が毎年開いています。このうち、宮守町鱒沢の会場ではJAいわて花巻の職員が、苗づくりや水田の初期管理について参加者に説明していました。JAいわて花巻の職員によりますと、育苗期間は、気温が高くなると病気やカビが発生する恐れがあるため、ハウスの開閉をして温度管理をすることが重要だということです。また、苗を田んぼに植え替える時は、育苗日数に合わせた土の温度に注意しながら植え替えることや、風の無い晴れた日が適していることなどが説明されていました。参加した人は、肥料や除草剤の種類のほか使うタイミングなどについて質問し、米の品質向上に向けて意欲を示している様子でした。なお、水稲指導会は、あさって(17日・金曜日)まで、市内の各会場で開かれる予定です。

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