2020年4月14日放送

遠野市観光推進協議会 総会

遠野市観光推進協議会の総会が、先週金曜日(10日)とぴあ庁舎で開かれ今年度・令和2年度の事業計画案などについて協議されました。観光推進協議会は、新たな観光推進体制の構築と地域活性化を目的に、遠野市観光協会や遠野ふるさと公社など観光に携わる団体で構成されています。この日は、新型コロナウイルス感染拡大防止として席の間隔を空け室内も密閉せず入り口も開放した状態で行われました。総会では、昨年度・令和元年度の事業報告のほか、今年度・令和2年度の事業計画案などについて協議され、全て原案通り承認されました。このうち、昨年度の事業報告について広域連携事業として6月に開催された三陸防災復興プロジェクトや9月のラグビーワールドカップなど、県内のイベントと連携を図りながら事業を展開できたこと。おもてなし整備事業として、7月に訪れた視覚障害者5人制サッカーブラジル代表を歓迎する応援ペナントの設置や、事前合宿受け入れ期間の各種イベントも報告されました。その一方で、ことしに入ってからの新型コロナウイルスの影響もあり、市内の観光客と宿泊数の入込数が、前年度に比べ減少したことも報告されています。また、今年度・令和2年度の事業計画では、遠野物語発刊110周年釜石線開通70周年と大きな節目を迎え、観光分野において重要な1年になるとし、観光アクションプランの柱である5つの部会を3つの部会に再構築しスピード感を意識した事業を展開するとしています。このほか、今年度は2カ年計画で進める観光アクションプランの満了年度となることから、令和3年度から令和4年度までの次期観光アクションプランを策定することも報告されました。また、この日の総会では、現在の新型コロナウイルス感染拡大防止の面から、随時イベント日程などの見直しを検討しながら今年度の事業を慎重に進めていくことも確認されていました

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