2020年4月14日放送

交通死亡事故現場で点検

先月、市内で起きた交通死亡事故の現場で、先週金曜日(10日)、関係者が集まって事故状況などの点検を行いました。先月10日(火曜日)の午後8時30分ごろ、早瀬町4丁目の国道283号上の横断歩道で、市内ではことし初めてとなる交通死亡事故が発生しました。遠野警察署によりますと、自動車が国道283号を花巻市方面から釜石市方面に向かって進行中、横断歩道上の歩行者に衝突。歩行者は、信号が青のうちに横断歩道を渡りきることができず、衝突した時、自動車用の信号は青色、歩行者用の信号は赤色だったということです。事故当時は雨で路面はぬれており、街灯や店舗などの光が反射して見えにくい状況で、歩行者の男性は死亡、原因は現在も調査中ということです。この日は、岩手県警察本部、岩手県の遠野土木センター、市市民協働課、地域交通安全活動推進委員が集まり、遠野警察署の署員から事故当時の説明を聞きながら状況を確認していました。集まった人たちからは「歩行者に反射材を身につけてもらうよう、啓発活動を徹底していきたい」「ドライバーには、『かも運転』を実施してもらえるよう、しっかり広報していく必要があると感じた」など、同じような事故を起こさないための意見が出されていました。なお、県内では、ことしに入ってからきのう(13日)までに、交通事故は473件発生し、16人が死亡。市内では、交通事故は9件発生し、1人が亡くなっているということです。

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