2020年4月8日放送

市内の高校で入学式

市内2つの高校で、きょう(8日・水曜日)入学式が行われ、新入生たちが新たな一歩を踏みだしました。遠野高校では、アルコール消毒後の入校や、生徒や保護者の間隔をあけるなど、新型コロナウイルス感染予防の対策が取られた中、入学式が行われました。今年度、遠野高校に入学したのは、男子57人、女子37人、あわせて94人です。式では、一人ずつ名前が呼ばれたあと、三浦立校長が全員の入学を許可しました。三浦校長は、校舎の北側にある宮沢賢治像の碑文を紹介しながら「『大きな目標をもち、そしてくじけず、毎日努力を続けなさい』この言葉の精神のもと、遠高生としての自覚と誇りをもち、新しい遠野物語の主人公として光り輝くことを願っています」と式辞を述べました。このあと、新入生を代表して有住中学校出身の小山はるかさんが宣誓をしました。遠野高校は、全校生徒353人で令和2年度のスタートを切りました。また、きょう(8日・水曜日)は緑峰高校でも入学式が行われました。今年度、緑峰高校に入学した生徒は、生産技術科29人情報処理科28人の合わせて57人です。緑峰高校でも、新型コロナウイルス感染拡大防止として座席の十分な間隔や体育館の窓を開けるなど対策がとられる中、式が行われました。式では、生徒一人一人の名前が呼ばれたあと、菊池勇校長が全員の入学を許可しました。続いて菊池校長が式辞を述べ、「現在、世の中が困難な状況にありますが、これまで受けた感謝を忘れず緑峰生として目標を定め、今できることに精一杯取り組みましょう」と新入生を激励しました。この後、遠野中学校出身で情報処理科の千田彩華さんが新入生誓いのことばを述べました。新入生たちは、これから始まる高校生活に向け気を引き締めていました。なお、緑峰高校では、新入生57人を含め全校生徒157人で新年度をスタートしました。

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