2020年4月6日放送

特殊詐欺被害防止に感謝状

特殊詐欺被害を未然に防止したとして、市内のコンビニエンスストアにきょう(6日・月曜日)、遠野警察署から感謝状が贈られました。感謝状が贈られたのは、早瀬町のファミリーマート遠野バイパス店です。きょうは、千葉幸重店長と従業員の小中居郁代さんに亀山久雄署長から感謝状が贈られました。この店舗では、先月10日の午後2時50分頃に店に来た男性客が「海外での訴訟の弁護士費用にするため、およそ10万円分の電子ギフト券を買って支払わなければならない」と話し電子ギフト券を購入しようとしたものの、応対した小中居さんが男性の焦った様子から特殊詐欺の疑いがあると思い警察に通報し、被害を未然に防いだということです。また、この店舗では、去年10月に地域安全運動の一環で特殊詐欺被害防止声掛け訓練を実施したばかりとあって亀山署長は、「店員みなさんの防犯意識の高さもあり水際で被害を防止したことに感謝します。今後も特殊詐欺の被害防止に向けてお力添えをお願いします」と感謝していました。なお、遠野警察署によりますと、ことしに入ってから市内では、特殊詐欺被害は発生していないものの、県内では、2月末現在で9件、3,802万円の被害が出ているということです。遠野警察署では、「電子ギフト券を買って支払いを求められた場合は詐欺を疑うようにし、身に覚えのない電話やメールがあった際には、家族や警察に相談してほしい」と注意を呼びかけていました。

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