2020年3月25日放送

民話のまち遠野ウオーキング協会創立20周年

民話のまち遠野ウオーキング協会の、創立20周年記念式典が今月1日(日曜日)に行われ、これまでの歩みを振り返りました。今月29日に、創立20周年の節目を迎える民話のまち遠野ウオーキング協会。今月1日に記念式典が行われ、会員や関係者がこれまでの活動を振り返るとともに、さらなる発展を誓いました。遠野ウオーキング協会の始まりは、生涯学習の活動として平成9年から市民センターが実施していた「市民ウオーク」でした。「市民ウオーク」は、5月から11月の間実施されていましたが、参加者から「冬の間もウオーキングをしたい」という声があがり、ウオーキング愛好者で平成12年3月に協会を創立しました。現在は、29人の会員が在籍し、毎月定例のウオーキングや、遠野遺産を巡る「遠野遺産ウオーク」などで汗を流しているほか、毎年、写真展を開催し1年の活動の様子を展示しています。また、3年前には、八戸南部氏の遠野への入部が390周年となることを記念し、「八戸・遠野50里ウオーク」として青森県八戸市から遠野市までのおよそ50里・192.3kmを歩きました。協会の立ち上げ当時から関わり、現在、会長を務める荻野七朗さんは、その地域の自然や歴史に触れられるのがウオーキングの魅力と話します。また、東日本大震災発生後には、市内の団体と協力して沿岸地域でボランティア活動を行ったほか、被災者を元気づけようと釜石・大船渡のウオーキング協会との交流ウオークも実施しました。このように、さまざまな企画で「歩くことの楽しさ」を広めてきました。今後は、時代に合わせた取り組みも進めていきたいと荻野会長は話します。20年という歴史を歩んできた民話のまち遠野ウオーキング協会。これからも自然や人とふれ合いながら、一歩ずつ前に進み、新たな歴史を刻んでいきます。

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