2020年3月13日放送

映画監督が市長にあいさつ

遠野市内も撮影場所になっている映画の監督が、先月(2月28日・金曜日)本田市長にあいさつしました。とぴあ庁舎を訪れたのは、映画監督の沖田修一さんです。沖田さんは3年前の平成29年に芥川賞に輝いた上郷町出身の若竹千佐子さんの「おらおらでひとりいぐも」の映画化に向けメガホンを取りました。沖田さんは、短編自主制作映画数本を経て11年前「南極料理人」で商業映画デビューをし、国内外で高い評価と映画賞を数々受賞し、日本映画界の次代を担う作家として期待されています。この日、六角牛山を撮影したという沖田さんは、本田市長に市内を撮影した感想や撮影協力のお礼を伝えていました。本田市長は、沖田さんのこれまでの輝かしい監督としての経歴に触れながら、「原作が遠野出身者であったり映画館のスクリーンに遠野の風景が流れることは大変嬉しい」と映画公開への期待を述べていました。それを受け沖田さんも、「撮影に入る前に遠野を勉強したが、実際に訪れてみると独特の雰囲気がありとても良い撮影が出来た」と、印象を語っていました。なお、映画「おらおらでひとりいぐも」は、東京郊外や遠野市などで撮影が行われ、年内の公開が予定されています。

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