2020年3月11日放送

緑のふるさと協力隊離任のあいさつ

今年度、緑のふるさと協力隊として市内で活動した隊員がきのう(10日・火曜日)とぴあ庁舎を訪れ退任のあいさつをしました。緑のふるさと協力隊は、農山村に興味を持つ若者が地方自治体に1年間暮らし、農業や特産品づくりなど地域密着型の活動に携わります。去年の4月10日に着任した埼玉県出身の大竹侑理さんは、遠野市では17人目として緑のふるさと協力隊の活動をしてきました。大竹さんは、宮守町達曽部に住みながら農業を中心に活動するかたわら、伝統芸能や地域主催のイベントにも積極的に参加し、地域の魅力発信に努めてきました。活動を振り返り大竹さんは、「地域の人たちが地域を盛り上げようとする姿がとても印象的で、自分のこれからの人生の指標になりました」と、充実した1年間だったことを本田市長に報告しました。本田市長は、「SNSなどで簡単に人付き合いができる時代で、さまざまな現場を通して人と人の繋がりを意識して活動したことは素晴らしい」と大竹さんのこれまでの活動を称えながら今後の活躍に期待していました。なお、大竹さんはあす12日(木曜日)に遠野を離れ、全国各地で活動した緑のふるさと協力隊が集まる総括研修に参加し、遠野での活動をまとめるということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.