2020年3月4日放送

高校再編を考える市民会議

高校再編を考える市民会議が、きのう(3日・火曜日)東館庁舎で開かれました。この市民会議は、岩手県が方向性を示した高校再編計画を受け、4年前から遠野高校・緑峰高校の存続について訴えようと活動しています。きのう(3日・火曜日)は、構成団体となる遠野商工会や遠野高校と緑峰高校のPTAなどからおよそ40人が出席し、高校の入学志願者数の報告のほか、今後の活動計画などについて協議されました。初めに、事務局から来年度の入学志願者数について説明がありました。遠野高校は、県が示した県立高等学校再編計画後期計画案の基準にある、一学級定員40人を上回る欠員が生じる場合による学級減が危惧されること。緑峰高校は、生産技術科・情報処理科ともに20人以上となり、翌年度からの募集停止や統合の可能性はないということです。それにより、目標としていた2校存続の条件は満たしていることも報告されていました。また、協議事項として、県が示した高校再編計画後期計画案について県民から広く意見を募集していることから、市民会議では各団体5件程度のパブリックコメントを目標にしていることが説明され、承認されています。ほかに、市民会議の役員任期満了に伴う、新たな役員の選出が行われ会長に遠野高校同窓会会長の河野好宣さんなどが選出されています。なお、市民会議では遠野・緑峰両校の存続に向けた提言活動を、幅広く行っていくということです。

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