2020年2月27日放送

「新しい『遠野物語』を創るプロジェクト」発表会

遠野高校の生徒たちが、きのう(26日・水曜日)「新しい『遠野物語』を創るプロジェクト」で今年度取り組んできた成果を発表しました。「新しい『遠野物語』を創るプロジェクト」は、高校および地域のさまざまな団体が協働しながら、地域課題に根ざした多数のゼミナールを開講。そして、課題を発見し、解決していくための資質・能力を備えた人材育成を図ろうと、探究活動として、遠野高校の総合的な学習の時間に取り組まれています。3年目となるこの取り組みは、文部科学省から2019年度「地域との協働による高等学校教育改革事業」の指定を受けているということです。今年度は、「ホストタウン」「郷土芸能」「医療・福祉」などをテーマに12のゼミが開講されましたが、きのうは、1・2年生が、1年間にわたって取り組んできた探究活動の成果を発表しました。会場には、プロジェクトの関係団体のほか、県内外の高校教諭や大学教授なども訪れていて「遠野をよりよくしたいという思いが感じられる発表だった。将来の遠野高校の新しい伝統として、後輩・小中学生につないでいってほしい」と、生徒たちの取り組みに感心しながら、探究活動のさらなる発展に期待を寄せていました。なお、遠野高校では、生徒たちが、自己のあり方、生き方を考えられる生徒になってほしいと、来年度も地域との連携を図りながらこの取り組みを継続していきたいとしています。

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