2020年2月26日放送

新社会人力向上研修

この春からの新社会人を対象にした研修が、先週金曜日あえりあ遠野で開かれました。新社会人力向上研修は、4月から市内外の事業所に就職予定の新社会人を対象に、ビジネスマナーなどの研修を行い、即戦力として活躍できる人材を育成しようと、遠野市が昨年度から開いています。研修には、就職内定者27人が参加し、初めに現在、遠野市内の企業で働いている3人の先輩から、学生と社会人の違いや必要な行動などについて話を聞きました。3人は、「社会人になると個人ではなく、その会社の一員として見られることがあるので、振る舞いに気を付ける」ことや「就業規則を知らないと気付かないうちにルール違反をしてしまうことがある。まず、就業規則を確認したほうがいい」などとアドバイスしていました。また、参加者から社内でのコミュニケーションの取り方などについて質問されると、自分の体験談を交えながら丁寧に答えていました。このほか、参加者たちは、遠野職業訓練協会の川原恵美事務局長からビジネスマナーをはじめ、学生生活と社会人生活の違いなどについて学びました。川原さんは、社会に出ると目上の人と接する機会が多いことに触れ、「今のうちから敬語の使い方を身につけたほうがいい」と話をしていました。参加した人たちは、理想の社会人に近づけるよう、マナーや心構えについて理解を深めていた様子でした。

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