2020年2月25日放送

3月遠野市議会定例会開会

3月遠野市議会定例会がきょう(25日・火曜日)開会し、新年度・令和2年度の遠野市一般会計予算案など27の議案が提出されました。市議会では、初めに、会期を3月13日・金曜日までの18日間にすることが決まりました。続いて、本田市長が令和2年度の施政方針を述べました。本田市長は、「遠野の誇るべき自然・歴史・文化・風土といかに調和を図りながら、避けて通れない人口減少、少子高齢化の時代の流れにどう立ち向かうのか、発想の転換と新たな仕組みづくりが問われている」とし、「小さな拠点による地域づくりに取り組みを見いだしてまいります」と決意を述べました。また、菊池教育長が、未来を担う子どもたちが身につけるべき力は「生きる力」であり、教育の果たす役割と責任は大変重要であるとした上で、令和2年度の教育行政推進の基本方針を述べました。このあと、飛内副市長が、市が提出する27の議案について説明しました。このうち、今年度・令和元年度の一般会計補正予算案については、国の補正予算に伴う事業費の計上などにより、歳入歳出にそれぞれ2514万3000円を追加し、予算総額を197億3196万9000円としています。また、来年度・令和2年度の一般会計予算案については、「支え合い、新たな時代を拓く予算」として、予算総額を172億5000万円としています。令和2年度は、第二次遠野市総合計画前期基本計画の最終年度となるため、総点検と再構築を図ることとし、新規28事業を加えた356事業の編成内容となっています。また、今年度に引き続き「人づくり・地域づくり」「子育て支援」「健康づくり」の3つの重要施策を確実に実行するとともに、共生社会を築く予算としています。3月市議会定例会は、3月2日と3日に9人の議員による一般質問、4日から予算等審査特別委員会、6日に本会議が開かれ、今年度の市の一般会計補正予算などについて採決されることになります。その後、予算等審査特別委員会、13日の最終日に本会議が開かれ、新年度の当初予算などの採決が行われることになっています。

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