2020年2月24日放送

元気な遠野などについて意見わらすっこ議会

子どもたちが夢を語る場「遠野市わらすっこ議会」が、先週土曜日(22日)議場で開催されました。初めてとなるわらすっこ議会、遠野が元気になるための意見などが発表されました。遠野市では、子どもたちが主体的に未来を創造し夢を語る機会として今年度、わらすっこ会議を2回開催し、小学生から高校生まで各校の代表者がワークショップを通して意見交換をしてきました。その集大成であるこの日のわらすっこ議会では、小学5年生から高校3年生まで14人が、市長や市議会議長などを前に「遠野の未来を創造してみよう〜私の夢と希望〜」をテーマに、自分の考えを発表しました。普段入ることのない議場ならではの神聖な空気に、子どもたちは緊張していましたが、いざ自分の発表の番となると堂々と発表していました。子どもたちの思い描く未来は、自分のためではなく「遠野市をもっとPRしたい」「お世話になった地域の人の役に立ちたい」という遠野を大切にしたい気持ちをもった意見が多く、菊池広親教育長は「今後を担っていく皆さんが、自分の考えを、根拠を持って、経験を生かしながら発表してくださったことは、非常に頼もしく感じました」と感想を述べていました。そして「皆さんの夢、チャンスを広げるよう、これからも努力してまいりたい」と、教育委員会や学校など子どもたちを取り巻く環境で、子どもたちのためにできることを模索していました。最後に「わらすっこの夢と希望のために遠野市全体で応援するまちづくり宣言」についての発議案が全会一致で採択され、初めての開催となったわらすっこ議会は閉会しました。主催した市では、わらすっこ条例を具体化する機会として、来年度以降もわらすっこ会議を継続していきたいとしています。

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