2020年2月21日放送

教育を創る遠野市民フォーラム

2020教育を創る遠野市民フォーラムがおととい(19日・水曜日)松崎町の総合福祉センターで開かれました。このフォーラムは、子どもたちに関係する社会問題などを話し合い、児童・生徒たちに楽しい学校生活を送ってもらおうと、岩手県教職員組合花北遠野支部が毎年開いています。今年度は、「楽しい学校生活とSNS〜SNSとどうつき合うの〜」をテーマに、市内3つの中学校の生徒6人と保護者・教員をパネラーに、パネルディスカッションが行われました。ラインやインスタグラムなどのSNSは、パソコンやスマートフォンで気軽にインターネットを通じ、幅広いコミュニケーションをとることが出来る便利なものである一方で、依存症や未成年者が事件に巻き込まれるなど、適切な付き合い方が問題になっています。SNSをテーマにしたパネルディスカッションでは、生徒たちがSNSに対して感じるメリットや危険性を発表しました。発表を聞いた大人たちからは、「親として子どもたちが安全に利用する方法や子どもにスマートフォンやパソコンなどを持たせることの責任をしっかりと考え、意識付けをすることが大事なのでは」といった、意見が出されていました。その他にも、実際にSNSを使うことやスマートフォンを持つことでの影響、各家庭での明確なルール決めなど、活発な意見が交わされていました。また、フォーラムの後半では、参加者が自由に子どもたちが正しくSNSを活用するための意見も出し合われたということです。

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