2020年2月19日放送

東北ツーリズム大学 楽しめるグリーン・ツーリズムとは?

東北ツーリズム大学がおととい(17日)から2日間、市民センターなどを会場に開かれました。東北ツーリズム大学は、遠野をはじめとする東北地方の農山村で培われてきた地域資源を活かしたまちづくりを学び、参加者同士の交流を深めようと16年前の平成16年から始まり、遠野市のほか宮城県や福島県など5つの地域で開かれています。今回は、「楽しめるグリーン・ツーリズムとは?」をテーマに開かれ、市内をはじめ、宮城県や茨城県など県内外の民泊・観光関係者およそ30人が参加しました。初めに秋田県秋田市にある国際教養大学の助教、椙本歩美さんが「グリーン・ツーリズムは個性的だからいい!〜カントリーサイドで楽しむ有意義な時間〜」と題し講演をしました。椙本さんは、グリーン・ツーリズムの先進国であるイギリスの取り組み事例を紹介しながら地域の特色をいかしたグリーン・ツーリズムのあり方について説明しました。この後、市内で民泊を実践している宮守町上鱒沢の佐々木麻奈子さんと遠野町の前田直さんの2人がそれぞれ、遠野ならではの民泊の良さなどについて事例を報告しました。また、きのう(18日・火曜日)は、遠野山・里・暮らしネットワークが去年9月から取り組んでいる体験型まちあるき、「まちぶら」も行われたということです。参加した人たちは、講演や事例報告、まちぶらなどを通じて地域資源の活かし方を学び、今後のグリーン・ツーリズムのあり方について参考にした様子でした。

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