2020年2月17日放送

新しい綾織保育園が完成

新しい綾織保育園が完成し、先週土曜日(15日)落成式が行われました。これまでの綾織保育園は、築40年以上経過し老朽化が進んでいるほか、施設一体が低い場所にあることから大雨などの際、およそ1キロメートル離れた綾織小学校に避難していました。こうしたことを受け、去年7月から旧綾織小学校グランド跡に新たな園舎の整備を進めてきました。それからおよそ半年、園児やその家族関係者などが集まり、先週土曜日(15日)新しい園舎の完成を祝いました。テープカットの後、保育園の遊戯室に移動し落成式が行われました。総事業費およそ2億5千万かけ完成した園舎は、敷地面積およそ7630平方メートル床面積およそ500平方メートルの木造1階建てとなり、以前の園舎よりおよそ100平方メートル広く設計されています。また、小学校・児童館と同じエリアにあることから、園児と児童の交流が益々活発になるとともに、地域の人たちとの世代間交流も見込まれ、地域に根差した子育て拠点として期待されています。この日の落成式では、工事を担当した汀建設から遠野市保育協会に大きな鍵のレプリカが渡された他、設計を担当したカクタ設計から記念品の時計が贈られていました。続いて、保育協会の中浜艶子理事長が、「関係者のみなさまのお力で明るく生活感溢れる立派な園舎が完成しました。子どもたちが明るく力強く生きていく力を育むことを願っています」と、あいさつをしました。また、落成式の最後には綾織保育園の園児たちが工事を実施した業者へお礼の感謝状を手渡し、余興として秋田大黒舞を披露していました。落成式の後には、新しく完成した園舎の内覧会も開かれ、出席した人たちは日差しが差し込み暖かみのある園児室や保育室などを見て回っていました。なお、新しい綾織保育園では39人の園児が元気に過ごしています。

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