2020年2月13日放送

土淵町で市長と語ろう会

遠野スタイルによるまちづくりの推進を目的とした市長と語ろう会がきのう(12日・水曜日)、土淵町で開かれました。その様子が届きましたのでお伝えします。先月26日から開かれている今年度の市長と語ろう会は、小さな拠点による地域づくりをテーマに意見交換が行われています。最終日となったきのうの土淵町では、51人が集まりました。この中で「指定管理者制度になった場合の地区センター職員の確保は地域が行う計画となっているが人材確保が一番の不安。市で全地区の人材を確保し、そこから配置する考えが良いのでは」と意見が出ました。これに対し市は「就業規定などは各地区が一律とならないことから採用試験をまとめて行うことは難しいと考える。就業規則などある程度のモデルを示していきたい」と考えを示し「市としても可能な限り広報やハローワークを通じて支援していきたい」と答えたということです。ほかに消防団員について「消防団員は会社勤めが大半で、緊急時に出動できずポンプ車や防火水槽の使用も限られた人しかいないのが現状」「実践的な講習などを開催し、誰でも操作できる体制を整えてもらえないか」と要望が出ました。これに対し市は「消防本部で初任団員や現任団員向けに教育訓練は行っているところ」とし「機能別の団員が後輩に指導するという取り組みもしているところだが研修を多く取り入れていきたい」と答えたということです。今年度の市長と語ろう会は、予定されていた市内11カ所で開かれましたが、市は、市民から出た意見や要望を今後の小さな拠点による地域づくりに役立てていきたいとしています。

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