2020年2月6日放送

令和2年産水田農業に係る地区座談会

令和2年産水田農業に係わる地区座談会がきょう(6日・木曜日)から各地区センターなど11会場で始まりました。この座談会は、JAいわて花巻の冬期座談会と一緒に開催されました。きょうは市内4カ所で開かれそのうち小友地区センターには、およそ20人が集まりました。初めに、JAいわて花巻による令和2年度事業計画案などが担当者から説明されました。それによりますと、少子高齢化や人口減少など農業の担い手や労働力不足が課題となっている中、農業所得の向上と生産拡大を最大の目的とし、より効率良く専門性を持ち営農指導を進めることが方針として説明されました。また、来月の2日(月曜日)から事業運営体制変更として宮守支店と上郷支店を遠野支店に集約再編し、営農センターとして「作物振興・経営指導」を中心とした出向く営農指導も進めるとしています。続いて、市の担当者から令和2年産水田農業の取組方針や変更点、交付金申請手続き方法などが説明されました。それによりますと、令和2年も引き続き需要に応じた米の生産と、適切な作付転換による水田の有効活用に向け、関係機関・団体が一体となり生産者の所得向上に向けた取組を推進するとしています。また、遠野市の令和2年産米の生産目安については、前年とほぼ同様の数量9千337トン面積換算を1千742ヘクタールを目安としています。この後、交付金の手続きについて説明があり、申請期限などのスケジュールのほか生産者の経営安定や地域振興作物の推進を図る、産地交付金の活用計画案が紹介されていました。担当者からは、前年の主食用米の価格や対象作物の単価を参考にしながら、高収益作物の作付拡大を進めることが説明されていました。参加した人たちは、新年度の水田農業の取り組みなどに理解を深めていた様子でした。なお、地区座談会は、あす(7日・金曜日)土淵地区センターなど4カ所、来週の10日(月曜日)には達曽部地区センターなど3カ所で開催されます。

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