2020年2月4日放送

市長と語ろう会

市内の各町で市長と語ろう会が始まっている中、附馬牛町と上郷町で開かれた様子が届きましたのでお伝えします。今年度の市長と語ろう会は、「小さな拠点による地域づくり」をテーマに意見交換が行われています。先週土曜日に(1日)開かれた附馬牛町では19人が集まりました。小さな拠点による地域づくりについて参加者からは、「個別の説明会も大事であるが市内全体が集まった中で意見を出し合う方法も良いのではないか」と質問が出されました。これに対し市は、「より多くの方に理解をいただいた上で新たな制度に踏み込まなければならないことから、方法として検討したい」と答えたということです。また、「市内の企業などに出向いて説明をすれば内容を理解し、地元で活躍する若者も出てくると思う」といった意見に市は、「若い世代へのアプローチは大事なことでいただいた意見は、貴重な提言であることから行動に移していきたい」と答えたということです。ほかに能力や事情に応じて特定の活動をする機能別消防団員について、「従事できる範囲が限られていることから見直しが必要ではないか」と質問も出されました。市は、「機能別消防団員は、後方支援を主な目的に裏方としてサポートするという立場の決まりがあった」。「地区の事情によっては制限により、運転ができないなどの問題も出てきているので検討委員会の中で検討していきたい」と答えたということです。上郷町へおととい(2日・日曜日)上郷町で開かれた市長と語ろう会には、34人が集まりました。一括交付型補助金について参加者からは、「行事の開催や買い物支援、タクシー補助などの支えあい事業を行っている。これからも予算が必要となるが人口減少の中で削減されるのか」と質問が出されました。これに対し市は、「一括交付型補助金は地域づくり、健康づくり、支えあいの事業に対して手当てをする制度である。300万円の予算額は維持していきたい」と答えたということです。また、「指定管理者制度になると地域づくりの質が落ちることが心配される」といった質問に市は、「安心、安全、福祉の問題など地域のニーズに総括的に対応するマンパワーをどのようにするかは検討すべき内容である」と答えたということです。ほかにも「消防団活動に協賛している企業はどのくらいあるのか」といった質問も出されました。これに対し市は、「消防団への協力事業者は24カ所ある。勤務中に消防団員が出動する場合は、欠勤扱いにしないという事業所が多い」と答えたということです。

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