2020年2月4日放送

「産業振興に役立てて」市内の団体が市に寄付

遠野市の産業振興に役立ててほしいと、きょう(4日・火曜日)、青笹町の遠野職業訓練協会が市に寄付金を贈りました。とぴあ庁舎を訪れたのは、遠野職業訓練協会の照井文雄会長や金濱繁副会長などです。照井会長は、「遠野市の活力・元気を創造する資金として使ってください」と、寄付金2万9千円を本田市長に手渡しました。遠野職業訓練協会では、11年前の平成21年から寄付を続け、これまでおよそ45万円を市に贈ってきました。市では、産業まつりの開催などに活用しているということです。受け取った本田市長は、「地域の人材育成に励む中このような心遣いに感謝しています。地域の人材育成や伝承という視点に立ちながら役立てていきます」と、お礼を述べていました。また、きょうは、去年10月に滝沢市で開催された、令和元年度岩手県若年者技能競技会建築大工の部で見事銀賞を受賞した訓練生の菊池惇さんと佐々木迅さんから報告がありました。この競技会は、県内の認定職業訓練施設などで学ぶ若年技能者による「ものづくりの競技会」です。菊池さんと佐々木さんは、それぞれ30人を超える出場者の中、建築大工2年の部と1年の部で銀賞を受賞しました。報告を受けた本田市長は、「これからも更なる高みを目指し訓練校での学びや勤め先での業務に励んでください」と、2人の受賞を祝福し更なる今後の活躍を期待していました。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.