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2020年1月30日放送

岩手県高校ユネスコ研究大会報告会

文化財レスキューを体験！いわて県博バスツアーが先週２５日・土曜日に開催されました。その話題が届きましたのでお伝えします。このバスツアーは、東日本大震災で被災し救出された文化財の修復状況などを見学することで、地域に伝わる貴重な文化遺産の継承に対する理解を深めてもらおうと、市立図書館と県立博物館が合同で開催しました。この日は市民１１人が参加し、初めに県立博物館の特別展を見学した後、４年前の８月に発生した台風１０号で水にぬれた本を治療する簡単なレスキュー作業を体験しました。参加者たちは、現在、県立博物館で修復作業が行われている市立図書館所蔵の本を手に取り、刷毛で汚れを取る作業に挑戦しました。古い本の紙が酸化してボロボロになるのを防ぐために１ページずつ専用のスプレーをかけていく作業や、汚れや破損などを記録していく作業などを体験した参加者たちからは、「地道な作業の連続だが文化財を保護していくため大切な取り組みだと思う」といった感想が寄せられたということです。なお、このバスツアーは、あす３１日・金曜日も開催されるということです。

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