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2020年1月29日放送

遠野郷神楽共演会

ことしで２７回目となる遠野郷神楽共演会が今週日曜日（２６日）にたかむろ水光園で開かれました。この神楽共演会は、市内の神楽保存会が舞を披露し合うことで切磋琢磨し、地域に伝わる芸能を伝承していこうと遠野郷神楽保存団体推進協議会が毎年この時期に開いています。ことしは、およそ１５０人が訪れる中、市内１２の神楽保存会が参加し、１５演目を披露しました。また、共演会では、初舞台を迎えたという舞手の姿も見られました。平倉神楽保存会に所属する本間さつきさんと小池香さんの２人は、デビューしたばかりと思わせないほどの落ち着いた様子で、堂々と息の合った「鶏舞」を舞っていました。そして、ことしのトリを務めたのは、鷹鳥屋神楽保存会です。鷹鳥屋神楽保存会は、３年前の火災により神楽道具一式を焼失したものの、神楽関係者をはじめたくさんの人たちから応援を受け復活しました。共演会では、感謝の気持ちを示そうと「祈祷権現舞」を披露し、集まった人たちのことし１年の無病息災、家内安全などを祈願していました。

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