2020年1月23日放送

国の重要文化財千葉家住宅 食の体験イベント「ヤマキ食堂」

国の重要文化財千葉家住宅の食を体験するイベント「ヤマキ食堂」が、きのう中央通りのコモンズスペースで開かれました。このイベントは、千葉家で昔食べられていたとされる料理を味わうとともに、食を通じて千葉家と千葉家を囲む地域の未来の構想を多くの人に知ってもらおうと、重文千葉家の活用を考える会が開きました。食堂は、千葉家の屋号から「ヤマキ食堂」と名付けられ、千葉家に残された日記や資料をもとに再現された「ひっつみ」や「煮しめ」などおよそ20種類がバイキング形式でふるまわれました。また、料理以外でも千葉家の文化に触れてもらおうと、千葉家に残っていた道具が展示されたほか、蔵に保管されていた皿が取り皿として使われました。昼と夜の2回開催されたこのイベントにはおよそ100人が訪れ、訪れた人たちは、料理を味わいながら当時の食文化や、かつての千葉家に思いを馳せている様子でした。なお、重文千葉家の活用を考える会では、今後も多くの人が参加できるさまざまなイベントを開催していきたいとしています。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.