2020年1月22日放送

達曽部地区で地域づくり交流

宮守町達曽部地区で今週日曜日(19日)地域づくり交流が行われました。達曽部地域づくり連絡協議会では、みんなで築くふるさと遠野推進事業費を活用し、地域づくりの一環として、小正月行事や郷土料理づくり体験を企画、地域の小学生などを集めて交流の場を設けました。和気藹々とした雰囲気の中、小正月行事では、出来上がった色とりどりの団子を、子どもたちが楽しそうにミズキの枝に飾り付けていました。また、達曽部児童クラブが来月で開設10周年を迎えることから、その節目を記念し新たな思い出を刻んでいました。達曽部には、平成12年4月から10年ほど保育所の空き室を利用し小学1年生から3年生までの昼間保護者のいない児童を対象にした放課後児童クラブ「フレンドクラブ」が設けられていました。平成22年2月1日に達曽部児童クラブが開設され、現在は、達曽部小学校に通う小学1年生から6年生までの児童43人が利用しているということです。達曽部児童クラブ保護者会の小山田春子会長は、この場で、「子どもたちが無事に成長しているのは地域の人たちからの協力や先生方のおかげです」と、感謝の思いを伝えていました。そして、地域の人たちに見守られながら、子どもたちがハンドベルを演奏したり踊りを披露したりして日々の活動を発表しました。最後に、日頃の「ありがとう」を込めて、最後に子どもたちから集まった人たちに手作りのしおりがプレゼントされました。達曽部地域づくり連絡協議会では、地域の歴史や文化を大切にしながら、子どもと大人が一緒に元気よく暮らせるような地域づくりに取り組んでいきたいということです。

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