2020年1月20日放送

地域で子どもを育てる活動発表会

地域で子どもを育てる活動発表会が先週土曜日(18日)市民センターで開かれました。この発表会は、ほかの地域や学校の実践事例を聞き学ぶことで、今後の活動の充実と改善に役立ててもらおうと、遠野市教育委員会と遠野市PTA連合会が毎年、開いています。この日は、市内小中学校の教職員やPTAなどおよそ200人が集まりました。はじめに情報提供として市の職員から「情報メディアとの上手な付き合い方」についての説明がありました。それによりますと、子どもたちのインターネットの利用状況について、平成29年度、岩手県内の小中学生のスマートフォンなどの機器の所持率は、小学6年生で51.8パーセント、中学3年生で75.9パーセントということです。また、インターネットの利用内容については、小学生がゲーム、中学生は動画視聴をするために利用しているケースが多いということです。その反面、成長期にある子どもたちがインターネットやゲームをやりすぎると、視力低下や体力低下、睡眠障害など身体に悪影響を与える可能性があることから、大人がすべきこととして「家庭でのルールづくり」やフィルタリングといった「ネット被害を未然に防ぐ技術的対策」などを講じてほしいと注意が呼びかけられていました。この後、実践発表に入り、遠野西中学校PTAと遠野小学校PTAがそれぞれ、子どもたちのためにPTAと学校、地域が協力して行った活動を発表しました。この日、集まった人たちは、2つのPTAによるそれぞれの地域活動や成果などの実践発表を聞きながら、今後の取り組みへの参考としている様子でした。

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