2020年1月17日放送

高齢者交通安全講習会

高齢ドライバーを対象にした交通安全講習会が、きのう(16日・木曜日)青笹町の遠野ドライビング・スクールで開かれました。この講習会は、高齢者に合った安全な運転知識と技術を改めて学んでもらうことで、高齢ドライバーの安全運転寿命を伸ばそうと遠野ドライビングスクールと交通安全協会遠野支部青笹分会が開きました。きのうは、青笹町老人クラブ連合会の会員30人が2つのグループに分かれて「運転脳」を鍛えることを目的とした、動体視力訓練や危険予測訓練に臨みました。動体視力訓練では、ゲーム感覚で両腕を同時に動かし俊敏性を測定する機器を使って、自身の俊敏性年齢を計測します。参加者たちは、初めは悪戦苦闘するものの徐々に実年齢を下回る結果を出し、安全運転をするために必要な目で捉えたことを瞬時に体に伝達する動体視力と俊敏性の大切さに理解を示していました。続いて、ドライブレコーダに録画された事故映像を見て客観的に事故原因を学んだ参加者たちは、実際に車を運転する目線で危険予測をする危険予測トレーニング装置を使った講習を受けました。ここでも、安全運転をするために運転時に潜む様々な危険を予測することの大切さをしっかりと学んでいました。また、実車指導では同乗した職員が計算問題を出し、答えが偶数なら右折、奇数なら左折するといった判断力が試される訓練も行われました。参加者たちは、交通安全講習会を通して安全に運転するための知識や技術を再認識した様子でした。

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