2020年1月15日放送

小友町地域づくり推進大会

小友町地域づくり推進大会が、先週土曜日(11日)小友地区センターで開かれました。この大会は、小友町の歴史、恵まれた自然や文化の保存・継承など、市民協働の地域づくりの推進を図ろうと毎年開催されています。32回目の開催となったことしは、遠野西中学校の小友地区の生徒による氷口御祝で華々しく幕を開け、小友小学校の児童たちが練習してきた語りを披露し大会を盛り上げました。大会では、昔ながらの技を小友に伝えていこうとする取り組み・「小友技名人」として、今回、「注連縄づくり部門」で3人が認定され、小友町地域づくり連絡協議会から認定証が贈られました。この取り組みは、およそ20年前の平成11年度に始まって以来、郷土史や郷土料理、植物などさまざまな部門で認定が行われており、これまで認定された人数は、今回を合わせて59人となりました。続いて、地域づくり功労者や文化・スポーツなどで優秀な成績をおさめた児童・生徒に対する表彰が行われました。市内での活躍を初め、県や東北、全国でも力強い活躍を見せる児童・生徒の姿に、集まった人たちは大きな拍手で称え、喜びを分かち合っていました。また、最後には、災害時の避難行動についての講演会も開かれました。各地で甚大な被害をもたらしている自然災害に、集まった人たちは真剣に向き合い、災害時の「情報」の受け取り方など、命を守るための手段や行動について関心を高めている様子でした。なお、小友町地域づくり連絡協議会・奥友正範会長は、「町民が主体となり、市民協働の地域づくりを実践していくため、新しい組織の設立を進めていきたい」と、町民に協力を呼び掛けていました。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.