2020年1月15日放送

きょうは小正月

きょうは小正月です。総合福祉センターには、地域の子どもたちによって飾りつけられたみずき団子が設置されています。総合福祉センターのホワイエでは、赤や緑、黄色などといった色とりどりの団子が飾り付けられた高さ4メートルほどのみずき団子が、訪れた人たちを出迎えてくれます。このみずき団子は、地域の子どもたちとお年寄りによる世代間交流を図ろうと、遠野市社会福祉協議会松崎支部が松崎町老人クラブ連合会と共同で開催した小正月伝承行事で飾られたものです。先週金曜日に行われたこの行事には、白岩と松崎保育園の園児や白岩児童館の児童、そして、地域のお年寄りなどおよそ200人が参加しました。行事では初めに餅つきとみずき団子作りが行われ、子どもたちは、老人クラブの会員と一緒に作業を進めていたということです。その後は、みずきが置かれたホワイエに移動し、自分たちで作った色とりどりの団子をお年寄りたちの手を借りながらみずきの枝に丁寧に飾り付けました。また、この日は、田んぼに見立てた雪の上に松の枝を差し込んで豊作を祈る「お田植え」や、農作物をカラスの被害から守ろうと願う「烏よばり」も行われ、参加した子どもたちは、かつて遠野で盛んに行われていたという小正月行事を楽しんでいたということです。なお、子どもたちの手によって飾られたみずき団子は、あさって金曜日(17日)まで総合福祉センターのホワイエに飾られます。

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