2020年1月13日放送

令和2年遠野市消防出初式

令和になって初めての遠野市消防出初式がきのう(12日・日曜日)市民センターなどを会場に行われました。きのうの出初式には、消防団員・婦人消防協力隊消防職員など、およそ600人が出席しました。初めに行われた消防団行事で、遠野市消防団の松田克之消防団長は、去年10月に発生した台風19号をはじめとする自然災害に触れながら、「これまで受け継がれてきた数々の訓練を生かし、市民の安心・安全の為日々努力しましょう」と訓辞をし、消防団員を激励しました。この後の式典では、統監を務める本田市長が「令和になり初の消防出初式、伝統ある遠野市消防団にまた一つ新しい歴史が刻まれます。防災意識の高揚・育成強化が重要になる中、その核となり中心的な存在であるみなさんそれぞれの役目献身的な動きが必要になります」と式辞を述べました。続いて、遠野市長表彰、岩手県消防協会遠野釜石地区支部長表彰などが行われ、長年消防活動に尽力してきた人たちに表彰状が贈られました。続いて、市民センター前で観閲が行われ、統監の本田市長が消防団員や婦人協力隊の服装などを確認しました。遠野市消防本部によりますと、去年、市内での火災発生件数は18件で、屋外での焼却による火災が多かったということです。この後、消防団員などは、駅前通りを力強く行進し市民の安心・安全の為防火意識を高めながらことしの活動をスタートさせました。

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