2020年1月13日放送

2020年 成人を祝う会

また、成人の日のきょうは、総合福祉センターで成人を祝う会が開かれました。この会は、「障がいを持つ子どもたちの成人式があれば」という母親の声をきっかけに、7年前から遠野市社会福祉協議会が開催しています。今年度、成人を迎えたのは、松田沙樹さんと及川楓さんの2人です。きょうは、新成人の家族や、障がい者支援団体などおよそ70人が出席し、2人の新成人をお祝いしました。式では、遠野市社会福祉協議会の菊池文正常務理事が、「2人の新成人をお祝いするとともに、ご家族にも労いと感謝の気持ちを伝えたい」と述べたあと、記念品のフォトスタンドを新成人に贈りました。続く祝宴では、多くの人が2人に「おめでとう」と声をかけたり、一緒に写真を撮ったりして晴れの日を迎えた新成人を祝福しました。また、2人の中学校時代の同級生で、現在、大学で音楽療法を学んでいるという新田恵理さんが、幼い頃の映像に合わせて歌を披露すると、2人は笑顔を見せ、思い出を振り返っている様子でした。最後に、新成人の家族に花束が贈られ、それぞれの家族が感謝の言葉を述べました。多くの祝福を受けた2人の新成人は、晴れやかな表情で大人への一歩を踏み出しました。

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