2020年1月7日放送

景観資源の保全と再生可能エネルギーの活用との調和に関する審議会

景観資源の保全と再生可能エネルギーの活用との調和に関する審議会が先月、とぴあ庁舎で開かれました。その様子が届きましたので、お伝えします。この審議会は、景観資源の保全と再生可能エネルギーの活用に関する重要事項について調査・審議する市長の諮問機関です。この日は、市内の太陽光発電事業についてや、遠野市景観資源の保全と再生可能エネルギーの活用との調和に関する条例の一部改正について協議されました。太陽光発電事業について説明を受けた委員からは、「市街地からパネルが見えるのではないか」「にごり水を出さないような工事方法を検討してほしい」といった、景観対策の状況などについて懸念する意見があがっていたということです。続いて、条例の改正について協議されました。全国各地で太陽光発電事業の導入による景観への影響や自然破壊などの問題が生じていることから対応を強化し、景観保全と災害の発生防止を図ろうと、条例の一部を改正する案が示されました。改正案には、設置手続きを「届け出制」から「許可制」にすることや、1ヘクタール以上の太陽光発電の事業を許可しないこと、説明会実施の義務化などが盛り込まれているということです。なお、市では審議会で出た意見を踏まえ、今後の対応を検討していくということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.