2019年12月23日放送

しめ縄づくり

ことしも残すところ一週間ほどとなりました。新しい一年を迎える準備として、青笹町糠前で毎年この時期に行われているしめ縄づくりの様子を取材しました。先週金曜日(20日)、上糠前老人クラブのメンバーが、一本のしめ縄づくりに汗を流しました。これは、地域の大切な遺産の一つ六角牛神社の鳥居に飾るしめ縄を一年ごとに取り替えて新年を迎えようと上糠前老人クラブが30年ほど前から続けている取り組みです。ことしの作業は、メンバーたちのペタンク練習場となっている菊池一男会長宅のビニールハウスで行われました。しめ縄づくりでは、材料に、柔らかく縄をないやすいというもち藁が使われ、メンバーたちが手際良く縄をない8メートルの長さまで伸ばしていきました。代が代わり今のメンバーたちが始めた頃はうまくいかず苦労もあったようですが、ことしは、手応えを感じながら作業を進めていた様子でした。作業中は、菊池会長のひ孫・ふたばちゃんも様子を見に訪れ、和気藹々とした雰囲気の中で、来年が良い年になるようにと、思いを込めてみんなで一本のしめ縄を完成させていました。なお、完成した新しいしめ縄は、今週土曜日(28日)、去年作ったしめ縄と交換して飾られることになっています。

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