2019年12月18日放送

フッ化物洗口保護者説明会

フッ化物洗口の保護者説明会がきのうから中学校区ごとに開かれています。遠野市は、小中学生のむし歯の数が多く、平成25年から平成27年の3年間の集計では、遠野市の12歳児のむし歯の数が、1人あたり2本以上と県平均を上回る結果となりました。この現状を踏まえ、市では、児童生徒の歯の健康づくりを推進するため、来年1月中旬からむし歯予防に効果があるとされるフッ化物洗口を市内小中学校で実施します。実施を前に、市ではフッ化物洗口の効果などを説明し、保護者に理解を深めてもらおうと、きのうから、中学校区ごとに説明会を開いています。初日となったきのうは、遠野東中学校区の児童生徒の保護者を対象に開かれ、学校で実施する際の手順や予防効果について説明がありました。フッ化物洗口は、フッ素を薄めた液で30秒から1分うがいをするもので、週に1回、市内小中学校で希望する児童生徒を対象に実施します。また、市のホームページでは、実施マニュアルのほかこれまでの検討会議などで出た質問と回答を公開しており、市では、保護者の疑問や不安を解消し、安心して実施できるよう努めていくとしています。出席した保護者は、「安全性についてもう少し理解を深めた上で、実施するかを検討したい」と話していました。なお、説明会は、きょうとあす、遠野中学校区と遠野西中学校区の保護者を対象に開かれるということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.