2019年12月13日放送

附馬牛小学校の児童冬の学校林で森の学習

先月29日に附馬牛小学校の児童たちが冬の学校林で森の学習を行った話題が届きましたのでお伝えします。附馬牛小学校の3・4年生の児童12人は、今年度、総合学習の一環で学校の裏山にある「のぞみの森」を散策しながら、山に生い茂っている木や植物などの観察をしてきました。この日、児童たちは、岩手南部森林管理署遠野支署の森林官で森林インストラクターの鈴木研介さんと一緒にのぞみの森を散策しながら冬の山について教えてもらいました。また、散策中、児童たちからは、「森の木はいつから春の準備をしているのか」や「秋になると葉が落ちるのはなぜか」といった様々な質問も出されました。質問に対して鈴木さんは、「木々は、春に開花して芽吹くために冬芽と言われる芽を付ける」ことや、「サクラやケヤキ、ブナなどの広葉樹は冬の寒さから身を守るため葉を落として休眠する」ことなど、実際にホオノキの冬芽やアカマツの種子などを児童たちに見せながらわかりやすく説明していたということです。この日の学習を通じて児童たちは、目をキラキラと輝かせながら、冬の森について理解を深めていたということです。

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