2019年12月13日放送

台湾の高校生 遠野を訪問

台湾の高校生が修学旅行で遠野を訪れ、おととい市内の高校生と交流しました。緑峰高校を訪れたのは、今週月曜日から修学旅行で岩手に滞在している台湾の桃園高級中学校の高校生33人です。初めに、歓迎式が行われ、緑峰高校の菊池勇校長が「遠野市と桃園高級中学校の結びつきが、着実に強く・太くなっていることを大変嬉しく思います」とあいさつをしました。また、歓迎式には、海外派遣交流事業で来年、台湾を訪問する遠野高校の生徒5人も参加していて、遠野高校と緑峰高校の生徒が、交流の記念に台湾の高校生に「手ぬぐい」や「うちわ」を贈ると笑顔で受け取り、今度は、お返しとして台湾の高校生から遠野の高校生に台湾のお菓子がプレゼントされました。このあと、台湾の高校生が日本語であいさつし、学校の施設や部活動を紹介したほか、練習してきたという日本の歌を披露しました。歓迎式を終えると生徒たちは、郷土料理の「ひっつみ」作りに挑戦しました。台湾の高校生たちは、緑峰高校の生徒から生地のこね方や鍋に入れる大きさなどの説明を受けながら一緒に料理をして、遠野の文化に触れていました。このほか、ホップ和紙を使ったコースター作りなどにも挑戦し、遠野ならではの体験で思い出を作っていました。なお、来年1月6日から4泊5日の日程で実施される台湾への海外派遣交流事業では、遠野の高校生たちが桃園高級中学校を訪れるということです。

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