2019年12月12日放送

遠野東中生 親子行事で釜石シーウェイブスの選手と交流

遠野東中学校の生徒と保護者が、今週日曜日(8日)釜石シーウェーブスの選手たちと交流を深めました。この交流会は、ことし盛大に開催されたラグビーワールドカップを機に、生徒たちにラグビーに興味をもってもらい、また、釜石シーウェーブスを応援していこうと、遠野東中学校3年生の親子行事として開かれました。この日は、釜石シーウェーブスの選手11人が遠野東中学校を訪れ、3年生の生徒や保護者とラグビーに関するゲームで交流を深めました。タックルがなく、誰でも安全に楽しめるというタグラグビーでは、腰の部分につけたタグをとられないように体育館全体を走り回りながら、選手たちとあっという間に打ち解けていました。続いて、ラグビーの基本的なルール「前にボールを落としてはいけない」「前にパスを出してはいけない」と教わったあと、パスの練習をしました。後ろにパスをするのは意外と難しいということですが、すぐにコツをつかみ、声をかけあいながらスムーズにパスを出していて、生徒たちの飲み込みの早さに選手たちは驚いていました。選手たちが待ち構える「壁」をこえてゴールに何個ボールを運べるか競うゲームでは、腰につけているタグをとられないように素早く身体をひねったり、何人かまとまって選手たちに立ち向かったりと、チームごとに作戦を立てながら、トライを決めていました。また、休憩中にも、選手からボールの持ち方やパスの仕方を教わる生徒もいて、和気あいあいとした雰囲気のなか、ラグビーに触れ親しみ、興味をもった様子でした。タグラグビーの試合のあと、生徒たちからは、これからの練習や試合も頑張ってほしいと選手たちにエールが送られたほか、貴重な体験への感謝の言葉とともに、合唱をプレゼントしていました。選手たちは、澄んだ歌声に感動しながら、生徒たちからの激励に感激した様子でした。

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