2019年12月10日放送

遠野どべっこ祭り20周年記念大会

遠野の冬を楽しむ遠野どべっこ祭りがことしで20周年を迎え、先週土曜日(7日)、遠野ふるさと村では記念大会が開かれました。遠野どべっこ祭りは、遠野の冬の新たな観光行事として、ふるさと村を会場に平成12年12月に初めて開催され、ことし、20周年を迎えました。この日の記念大会には、市内関係者の他、JR東日本盛岡支社や花巻温泉、県北バスなど、市外の観光関係者も訪れました。会場では、遠野どべっこ祭りを長年支えてきた団体や個人に対して、遠野市観光推進協議会から感謝状が贈られました。この中で、ファン代表として、毎年遠野どべっこ祭りのために遠野を訪れこの日で通算21回目の参加という、滝沢市の高橋才治さん・永子さんご夫妻が感謝状を受け取りました。遠野ふるさと公社の理事長を務める本田市長は、これまでの感謝の気持ちを伝えるとともに、「今後も遠野らしさを大事に、さらなる魅力づくりのためご教授いただきたい」と抱負を述べていました。記念大会のこの日は、遠野ふるさと村のどぶろく「曲り家の雪」と上閉伊酒造の濁り酒の他に、市内の「どぶろく」も提供されました。朝から雪がちらつき冬を感じる日でしたが、参加者たちは遠野どべっこ祭りの雰囲気を堪能し、心の底から温まっていた様子でした。日本の原風景「南部曲り家」で、囲炉裏を囲みながら地酒と郷土料理で冬を楽しむ遠野どべっこ祭りは、たくさんの人たちから愛情を受けて、ことしもにぎわいを見せています。今シーズンの遠野どべっこ祭りは、来年3月まで予定されています。詳しくは、遠野ふるさと村までお願いします。

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