2019年12月3日放送

菊池市・西米良村 市民交流団報告会

ことし10月に遠野市の友好都市である熊本県菊池市と宮崎県西米良村を訪問した市民交流団の報告会の様子が届きましたのでお伝えします。菊池市と西米良村への訪問は、お互いの市や村の歴史や文化、自然に触れながら交流を深め、郷土「遠野」を見つめ直す機会にしようと平成11年度から毎年実施されています。今年度は、遠野物語ファンタジー制作委員会や遠野市区長連絡協議会から参加した市民5人が、ことし10月5日から8日までの3泊4日の日程で菊池市と西米良村を訪問しました。滞在中、一行は今回の訪問の目玉である菊池市民劇の鑑賞をはじめ、菊池神社やメロンドーム、おがわ作小屋村などの視察を行いながら菊池市と西米良村の人たちと交流を深めてきたということです。先月26日に開かれた報告会では、市や関係団体の代表者などが集まる中、市民交流団の団員5人がそれぞれ、菊池市と西米良村を訪れた際の感想を発表しました。団員からは、「菊池市民劇を鑑賞し遠野物語ファンタジーの立ち上げ時を推測させてくれた」、「短期間の練習と舞台構成、ストーリーの運びは遠野も参考に出来るのでは」といった感想や「遠野市民はこの交流事業への関心が低いように感じる。菊池市と西米良村の交流の取り組みなどを積極的に発信し、関心を高めていくような工夫が必要」といった意見も出されていたということです。また、報告を受けた本田市長などは「交流団での経験を市民にお知らせしながら今後のまちづくりに生かしてほしい」と交流団に労いの言葉が掛けられていたということです。なお、来年2月22日から24日まで今度は、菊池市と西米良村からの交流団が遠野を訪れ、遠野物語ファンタジーの鑑賞などで交流を深める予定です。

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