2019年11月27日放送

金融機関で強盗対策訓練

金融機関の強盗対策訓練が、きょう(27日・水曜日)遠野郵便局で実施されました。この訓練は、多額のお金が動く年末年始を前に、防犯対策を強化しようと市内の金融機関で組織される遠野地区金融機関防犯協会が毎年実施しています。きょうは、市内の金融機関の関係者が見学する中、刃物を持った犯人が、現金を奪って逃走するといった想定で訓練が実施されました。局員たちは、冷静に対応し犯人が立ち去ると素早く警察に通報して、外見の特徴や逃走手段と方向などを説明していました。訓練の後には、遠野警察署の署員が、「大変真剣に取り組んでいてよかった」と講評し、さらに「犯人を追う人、特徴を記憶する人など、より明確な役割分担をすると正確な情報を記憶できる。あとは、犯人が何か残していないか確認することも重要です」とアドバイスしました。なお、遠野警察署によりますと、9月末現在、県内の金融機関での強盗事件は、平成19年以降発生していないものの、年末年始を迎えるこれからの時期は、特に注意してほしいと呼びかけています。

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